[スポンサードリンク]
体臭=わきがではありません
カネボウ製薬(東京都港区)は、わきがの発生メカニズムを突き止め、同時にわきがを根本的に改善できる手法を発見したと発表した。
わきがの原因物質の分泌を活性化をさせる酵素の活動を抑えることで改善できるという。
同社の研究では、生物体内で作られ、体内の化学変化を促す酵素の1種である「アルカリホスファターゼ(ALP)」が活性化することで、わきがの原因物質が分泌していくことが確認された。
この結果、ALPの活動を抑制すれば、わきがを防止できることが判明。
素材探索により、セージ、アルテア、オウゴン、ローマカミツレという4種の植物エキスを発見した。
実験で同エキスを配合した外用剤を、複数の対象患者に塗布したところ、わきがの原因物質の1つである「酪酸」が最大で80%減少するなどの効果があったという。
今後、学会の研究発表などを通じて、わきが防止の情報発信を行っていく計画だ。
従来のわきが改善には、殺菌や汗の吸収、香り成分による臭気の打ち消しなどが行われてきたが、いずれも対処療法で、外科手術などを除けば根本的改善策はなかった。
同社の研究により、植物エキスがALPの活性を抑制することがわかったため、わきがの原因物質自体を発生させないようにする根本的改善手法が現実となり、わきがに悩む患者には朗報となりそうだ。
【試行私考 日本人解剖】身体「体臭」良い汗、悪い汗
40代以上は「加齢臭」にも注意
清潔志向は年々強まり、「朝シャン」「制汗剤」「加齢臭ケア」など視点を少しずつ変えながらも、体臭予防は老若男女共通の関心事となっている。現代日本の「体臭文化」は今後、どう展開していくのだろうか。(守田順一)
良い汗、悪い汗
ワキガ・多汗症治療に詳しい湘南美容外科クリニック(東京都)によると、人種別のワキガ体質の割合は、黒人でほぼ100%、欧米人80%、中国人3〜5%、日本人は約10%といわれ、大きく異なっている。「欧米人にとって体臭はあって当たり前。日本人のように悩んだりしない」(榎栄治医師)という。
体臭は皮脂の酸化や、汗の成分が皮膚の常在菌に分解されることで発生する。体温調節のため全身に分布するエクリン汗腺の汗は、わずかに塩分を含む水分で、放置していると汗臭くなる。脇の下などの体毛部にあるアポクリン汗腺の汗は、タンパク質や脂質、糖質、アンモニア、鉄分などを含む。これらは常在菌の格好の栄養分で、ワキガ臭の原因となる。一般的な体臭は生活習慣の改善で軽減できるが、榎医師は「“良い汗”なら量が多くてもにおわないが、汗腺の機能が低下し、ベタついた“悪い汗”をかく人が増えている」と指摘する。
エクリン汗は本来、汗腺内でミネラル分が血管に再吸収され、さらさらの汗となる。ところが、運動不足や夏場の冷房生活などで汗をかかないと、再吸収機能が低下。ミネラル分を多く含んだままのベタついた汗は、皮膚をアルカリ性に傾かせて雑菌を繁殖させ、老廃物や角質と共ににおいのもとになる。
シャワーもそればかりでは問題になる。短時間では体が温まらず、湯船につかるのに比べて汗をかかないからだ。体を清潔に保ち、汗腺機能を目覚めさせるには、高温(43℃前後)の手足浴や微温(36℃前後)の半・全身浴などで汗をかくのがよいという。
引用--サイケイウェブ
http://westcost.blog70.fc2.com/tb.php/3-cc9b766cトラックバック(6)