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体臭=わきがではありません
カネボウ製薬(東京都港区)は、わきがの発生メカニズムを突き止め、同時にわきがを根本的に改善できる手法を発見したと発表した。
わきがの原因物質の分泌を活性化をさせる酵素の活動を抑えることで改善できるという。
同社の研究では、生物体内で作られ、体内の化学変化を促す酵素の1種である「アルカリホスファターゼ(ALP)」が活性化することで、わきがの原因物質が分泌していくことが確認された。
この結果、ALPの活動を抑制すれば、わきがを防止できることが判明。
素材探索により、セージ、アルテア、オウゴン、ローマカミツレという4種の植物エキスを発見した。
実験で同エキスを配合した外用剤を、複数の対象患者に塗布したところ、わきがの原因物質の1つである「酪酸」が最大で80%減少するなどの効果があったという。
今後、学会の研究発表などを通じて、わきが防止の情報発信を行っていく計画だ。
従来のわきが改善には、殺菌や汗の吸収、香り成分による臭気の打ち消しなどが行われてきたが、いずれも対処療法で、外科手術などを除けば根本的改善策はなかった。
同社の研究により、植物エキスがALPの活性を抑制することがわかったため、わきがの原因物質自体を発生させないようにする根本的改善手法が現実となり、わきがに悩む患者には朗報となりそうだ。